
★ みんなのほたる
・来館者のちびっこたちが、ワークショップコーナーで描いた資料館のスケッチとホタルの絵や楽しいぬり絵が集まりました。
2025/07/02
★ みんなのほたる
・来館者のちびっこたちが、ワークショップコーナーで描いた資料館のスケッチとホタルの絵や楽しいぬり絵が集まりました。
・ほたるの一生
成虫(5月~6月)
羽化して地上にとびたち、オスとメスが光で交信し合い、交尾する。
成虫の野外での寿命は、約7日間。その間、水滴をすする程度で何も食べない。
天敵は、クモなど。
産卵(6月~7月)
水辺に突き出た石についた苔などに、1頭のメスが500~1000個の卵を産む。
卵は直径0.5㎜前後、淡黄色。
約30日で孵化する。
天敵は、ダンゴムシ。
幼虫(7月~翌年4月)
孵化したばかりの幼虫は、1.5~2.0㎜程度。川の中(水中)に入って、カワニナの稚貝(1.5㎜ほど)
を食べる。
幼虫は、成長の過程で、自分の体とほぼ同じくらいの大きさのカワニナを食べる。幼虫の間に約25匹のカワニナを
食べるといわれている。
孵化から約9か月の間、5~6回の脱皮をくりかえして成長する。
もっとも成長した幼虫は、30㎜くらいになり、終齢幼虫という。
天敵はザリガニ
上陸 (3月~4月)
終齢幼虫は、蛹(さなぎ)になるために水から岸に上陸する。
幼虫は、3月~4月上旬の雨の降る夜に青緑色の光を発しながら岸に這い上がる。
何回かの雨の日に分散して上陸する
蛹(さなぎ) (4月~5月)
上陸した幼虫は、気に入った地点の柔らかい土にもぐり、分泌液をだして土まゆをつくる。
そしてやがて蛹(さなぎ)になり、羽化する。
上陸してから羽化するまで、約50日間。
ダニがついたり、土中の菌類に侵されることもある。
《ホタルのえさは、カワニナ》
ゲンジボタル幼虫のエサとして知られる「カワニナ」の仲間は、淡水にすむ細長い殻をもつ巻貝で、日本各地に広く分布するカワニナ科または南日本に分布するトウガタカワニナ科に属します。ふつう「カワニナ」というとカワニナ科のカワニナとチリメンカワニナのどちらかですが、すみ場所の環境で形や色・模様がいろいろで、種を見分けるのがとても難しいため、ここでは断りがない限り区別せずに「カワニナ」と呼びます。この2種以外にも、滋賀県には、西日本に分布するクロダカワニナがわずかに見られ、琵琶湖水系に固有で16種が知られる「ビワカワニナ」の仲間が分布し、守山市には熱帯・亜熱帯にすむトウガタカワニナ科のヌノメカワニナもいます。
資料館のキャラクターの公募に、全国から54件の応募があり、その中から新潟県上越市金津 博さんの作品が選ばれました.誰からも親しんでもらえるように、虫メガネを片手に飛び回っている好奇心旺盛な「ほたる」をイメージして擬人化したそうです。 また、可愛らしいキャラクターの名前を公募したところ、263件の応募があり、その中から大阪府 駒井瞭さんの「もぴか」に決定しました。
守山の「も」と蛍が光るようすの「ぴか」をあわせて「もぴか」としたそうです。
そして、2007(平成19)年、ついに「もぴか」が誕生しました‼
なんでもよくわかる明るく元気な資料館のアイドルとして、活躍しています。
2022年度 第1回親子環境学習会開催 (開催しました)
親子で環境と外来種について学び、ほたる河川のザリガニを釣りを体験。ホタルの保護やほたる河川をどう守るかを楽しく学習します。
【開催日時】 7月24日(日)9時30分~12時 (雨天決行)
【会場】 ① 守山市体育館 会議室
② ほたるの森資料館 テラス と ほたる河川
【概要】 ① お話「外来種って、なに?」… 中井克樹さん(琵琶湖博物館特別研究員)
② お話「ザリガニとほたる河川・ザリガニ釣りについて」 … 眞田善之さん(前資料館館長)
③ ザリガニ釣り大会 (参加者には賞品を差し上げます)
④ 講評 … 古川館長
【日程】 8:45 会場設営 (資料館職員3名)
9:00 受付開始 (体育館会議室前)(体温・消毒)
9:30 開始
9:30~10:00 お話「外来種って、何 中井克樹さん
10:00~ 資料館へ移動
10:10~10:30 お話「ザリガニとほたる、ザリガニ釣りについて」 真田善之さん
10:30~11:30 ザリガニ釣り大会
11:30 資料館テラスに集合(子どもを中心に)
11:30~12:00 講評 記念撮影 賞品進呈 アンケート記入
12:00 終了
★ 雨天の場合(少雨以外の時)は、雨の日メニューで、守山市体育館会議室にて実施します。
【募集】 守山市在住・在勤の親子 先着10組 (子どもさんは、5才以上小学生以下)
【参加費】 一組 1,000円
【申込】 電話・FAX・メールで
【申込締切】 7月15日(金)
【服装・持ち物】水・筆記用具・長袖・長ズボン 又は 虫よけスプレー持参
資料館開設30周年記念DVD
2021年に開設30周年を迎えた資料館の軌跡を映像に記録。守山市と守山市ほたるの森資料館のホタル保全事業の昔・今・これからの取り組みを紹介します。
【閲覧】資料館展示室にて。随時、お申し出くさだい。
2006年から5年間の指定管理期間中の研究員や関係者が注力した研究やホタルの生態観察結果をまとめ、あわせて南喜市郎氏の偉大な業績の資料の紹介も掲載している。全国のホタル研究家・愛好家及びほたる保全活動者のための参考書にと監修された。
【内容】・巻頭言「守山市ほたるの森資料館の5年間の指定管理をふりかえって」
・調査研究「ほたる河川と室内飼育におけるゲンジボタルの観察経過」
・南喜市郎氏遺品資料の紹介
【発行】守山市ほたるの森資料館
指定管理者 NPO法人 びわこ豊穣の郷
【発行年】 2011年3月