大型水車の修理や藻の駆除で奮闘しています

 
  水車の大改修にとりくむ水辺環境部会員(04年4月25日)

大型水車がたびたび故障しています。

最近も、支えのハリが折れ、ボルトも緩んで回転不能になりました。

 このため、水辺環境部会員が修理作業に参加し、鉄板で回転軸を支え、ハリの取り替えをしました。




藻の回収やザリガニの捕獲が大変 こんなことでも困りました
春から夏にかけて、青緑色の藻が異常に
発生します。
これが、ハリヨの生息環境にも影響があると考えられ、特に夏は半月に一回の駆除が必要です.。
また、ザリガニがたくさん繁殖するようになり、このザリガニがハリヨの巣を荒らし、卵や稚魚を捕食するため、ザリガニの捕獲に追われています。
小型の水車は、足蹴りにされてすぐに破損してしまいました。
池の傍の照明灯も破損(写真)しました。
また、湧水池が完成した直後、大きな鯉が投げこまれたり、犬を泳がせるということもありました。
さらに、池の水量が急に低下したために、ハリヨが全部逃げ出すというハプニングもありました。


金森町湧水池整備事業

環境庁(当時)の補助をえて、湧水池が2000年3月「ゲンジボタルの里 湧水復活再生事業」として完成しました。

事業の内容は、地下15mの地下水を毎分1トン(消火栓の全開状態)をくみあげ、この水を山賀川に放流し水深2.5cmの常水を確保する。

金森川に毎分260ml送水し、大型水車を回転さるというものです。

環境庁(当時)の指示で、「地下水が観察できる井戸を設ける」「湧水池の由来を説明した案内板をつくる」などをつくりました。

また、 事業費は2859万8千円。内訳は環境庁(当時)953万2千円・滋賀県476万6千円・守山市1,430万円でした。




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