活動のあゆみ


1999年に守山市の事業「ゲンジボタルの里 湧水復活事業」が環境省と滋賀県の補助を受けて着工されました。

案内川河川公園内にあった枯渇した湧水池を掘削し、毎分1トンの地下水をポンプアップするその事業は2000年3月に完成しました。

池の維持管理を守山市から委託された自治会では、池をどう活用するかの話し合いを行い、湧水専門委員会を結成、調査などを行った結果、生育が可能な環境であることが分かったハリヨを放流することにしました。

ハリヨはかつて金森に生息しておりサンショコ、ハリジャコと呼んで親しんできましたが、環境の変化に伴い消えてしまった魚でした。

ハリヨ育成の先進地であった守山市浮気町や五個荘町への視察、琵琶湖博物館で勉強後、浮気町から20匹頂き放流、飼育をはじめました。

湧水専門委員会は現在、まちづくり推進会議の水辺環境部会となって17名くらいのメンバーで活動しています。



湧水池にハリヨを放流

水環境事業の目標
  1. 水質回復の兆しが見えず、むしろ悪化の傾向にある琵琶湖と赤野井湾の水質と環境の回復への貢献。  
  2. ハリヨのすむ湧水池と金森町周辺でのゲンジボタル蘇生にかかわる市民参加によるまちづくり。     
  3. 清流と豊かな自然環境の生き物であるハリヨとゲンジボタルと共生することの大切さを次の世代を担う子供達とともに考える人づくり。

これからは新たな提言等を行いながら、さらなる範囲に活動を広げていきたいと思います。


ハリヨ
(写真をクリックすると大きな画像をご覧になれます)
 
 
現在の提言


  1. 金森湧水公園の整備拡充
  2. 金森川筋の整備
  3. 案内川筋の整備
  4. 山賀川筋の整備
  5. 以上3つの河川への常水確保と湧水の復活。

金森川筋の整備

提案の具体化にあたっては地元住民として積極的に取り組むつもりですが、
主要な課題推進のために必要な事業予算の配分・事業推進を求めています。


戻る