豊穣の郷だより

あの町この町



あの町この町

きれいな水と鯉は阿比留の誇り   阿比留自治会長 藤田 元吾

阿比留町内には、昔から体内を走る血管のように家々の周囲に小川が巡り、心臓部にあたる丸坪湧池から野洲川のきれいな伏流水が常に流れていて、町民は生活用水全般から田用水に至るまで、この自然の大きな賜り物を享受し大変恵まれた環境の地域でした。

また、町民もこの川には汚物等一切流さずかけがいのない宝物としてお互いに大事に使ってきました。ところが、昭和31年に守山市がこの地に今の旭化成工業(株)守山支社を誘致した際、この丸坪湧池が敷地内にあったため止むなく買収され、それ以来は同工場から冷却水であるが豊かな清水が常時放出されて町内を流れております。

この阿比留の川の水を守る趣旨のもとに、自治会では「うるおいのある小川づくり」の一環として、平成5年11月3日に市の補助を受け、八田神社前の川に体調30p前後の鯉60尾を放流しました。 写真 赤や白、金、銀色の錦鯉が清流に勢いよく泳ぐ姿は人々の心を和ませて、水のありがたさを呼び起こしてくれます。又、朝夕は餌を持ち寄ったり、通りかかった町民の方々のいこいの場となり、鯉を育てることによって成長の喜びを味わい、お互いのふれあいが寄り深まっております。

今では体調60p前後にもなっておりますが、これからもこの鯉を育てながら琵琶湖につながる川の流れを汚さないように守って、いつまでも阿比留町民の誇りにしたいと願っております。

ウルトラマン...じゃないよ

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